大型免許に駆け込み殺到！試験場、教習所大忙し

６月２日に改正道路交通法が施行されるのに伴い、事故防止を目的に自動車の中型免許が新設される。
施行前の６月１日までに試験に合格すれば改正前の大型免許が取得できるが、合格がそれ以降になると、取得できる免許は中型免許になる。このため、県内の自動車教習所や免許試験場で大型免許の駆け込み取得が増えている。新制度では総重量５トン以上１１トン未満、最大積載量３トン以上６・５トン未満、定員１１人以上３０人未満の「中型自動車」の区分ができ、運転には中型免許が必要になる。　
那覇市西の運転免許試験場では、大型免許取得者が２００６年１―４月の５２６人から今年同期には６９４人と３１・９％増加した。県内２１の指定自動車教習所でも０６年同期の４３５人から今年同期は８１４人と８７・１％増えた。特に３、４月の伸びが顕著で、免許試験場では２５５人から４２２人と６５・４％増。自動車教習所では２３３人から５５２人と１３６・９％と大幅に増えている。　
免許制度が改正される背景には、全国的に貨物自動車や車両総重量５トン以上８トン未満の大きな普通自動車、１１トン以上の大型自動車の保有台数当たりの死亡事故件数の高さがある。県警によると、県内の大型貨物や大型自動車などの人身事故件数は０２年８８件、０３年７５件、０４年８３件、０５年７７件、０６年６８件。　
教習所ではこれまで２１のうち１９カ所で大型免許が取れたが、改正後は今帰仁（今帰仁村）、名護（名護市）、北丘（うるま市）、壺川（豊見城市）、宮古（宮古島市）の５自動車学校と、大型２種に限定する安ゲ名（うるま市）、八重山（石垣市）の計７学校に減る。
　県警免許課は免許制度改正について「大型も中型も自動車教習所でのカリキュラムは厳しくなり、これまでなかった路上試験も導入される。取得自体に今までより高い技術が求められるため、事故防止にもつながる」と新たな免許制度による事故減少に期待している。（外間愛也）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070524-00000015-ryu-oki

なお、改正前に普通免許を持っている人は、昔の法律どおり、5トン未満まで運転できるよ。中型自動車免許は最大積載量３トン以上６・５トン未満になるけど、いままで運送業をしていて４トントラックとか運転している人は心配しなくていいらしい。私はトラック運転していないから関係ないけど、もし、中型自動車免許を取得しなおすなら運転手なら死活問題だよね・・・。

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